お世話になっているオープンソースソフトウェアの備忘録的ブログ

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LibreOfficeWriterでハガキ宛名の郵便番号をハガキの郵便番号枠内に入れる

wata-ire-hanten-17.hatenablog.com
上の前回記事で「郵便番号をハガキの郵便番号枠に入れる方法」を「根性」で済ませましたが、やはりこれでは何ですので、もうちょっとマシな方法です。
前回記事の「5.郵便番号を調整する」の続きとしてご覧ください。その前までの作業は終わっているものとしています。
あと、ちょっとバタバタ作った関係でスクリーンショットが前後している所が有りますが、そこは目をつぶってください。なんか変な構成ですみません。

1.現在の設定値を確認する

サイドバーの「ナビゲーター」を実行、郵便番号3の枠を選択、右クリックで「編集」を実行します。

編集画面の「位置とサイズ」タブを開き、サイズと位置を確認、記録します。
自分は手書きするのが面倒なので「切り取り&スケッチ」で保存しています。
こんな感じ。 郵便番号4の枠についても同様にします。

これを張り付けてしまえば、印刷した時に設定がひと目でわかるのでラクチン。

続いて、サイドバーの「スタイル」を実行、「段落スタイル」の「郵便番号3」を右クリックし、「スタイルの編集」を実行します。

フォントサイズは、あまり大きくなければ適当で良いと思います。大きいと枠内に入れるのに苦労します。(えいやでハガキの枠の半分くらい?)
問題は「文字間隔の調整」で、これが不適切だと数字がハガキの枠をはみ出し「みっともない」事になります。

2.試し印刷する

そのまま「PDFとして直接エクスポートする」を実行します。(試しなので結合ドキュメントにする必要はありません)

お好きなソフトで印刷します。

3.ズレの長さを測り調整する

物差しを当ててズレ幅を測り、数値を打ち換えます。 サイドバーの「ナビゲーター」を実行、郵便番号3の枠を選択、右クリックで「編集」を実行します。

数字を右に2ミリ動かしたかったら、「横の左からの間隔」を0.2センチ増やします。
数字を上に3ミリ動かしたかったら、「縦の最上部からの間隔」を0.3センチ減らします。この際、数字がマイナスになっても構いません。
(最上部と言うのはヘッダの下端と言う事ですので、枠がヘッダに食い込んでいる。と言う感じです。今回はヘッダを使っていませんので特に問題ありません。むしろヘッダをいじると数値が変わってしまいますのでご注意ください)

移動した結果、枠が重なるかもしれませんが、最終的に枠は不可視にしますので問題ありません。

数字の間隔とハガキの枠の間隔が合わない場合は「スタイルの編集」の「文字間隔の調整」で広げたり狭くしたりします。単位がptなので、何ミリずれていたら何ポイントとかは言えない(言えるんでしょうか・・すみません良く存じません)
まあ、そこは感覚で。(間隔を感覚で調整・・・ごめんなさい何でもないです)

「試し印刷>ズレの長さを測り調整>試し印刷」を繰り返し、設定値を詰めていきます。

おまけ.当方の環境での設定値

参考までに当方の環境での設定値(ただし普通紙での印刷)です。
枠の「幅」と「高さ」は枠内で数字が改行されなければ良いので、そんなにシビアではありませんが参考までに記載しておきます。

なお、皆様の環境では確実にズレると思いますので、その際は上の方法で修正してやってください。

使用フォント:Liberation Serif
郵便番号3:フォント16pt 間隔12.5pt
郵便番号4:フォント12pt 間隔12.8pt

枠スタイル 高さ 横間隔 縦間隔
郵便番号3 2.70 1.03 2.60 -0.90
郵便番号4 2.71 1.28 4.80 -0.70

以上です。
では、続きを頑張ってください!!

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